マルシェに出店①
10月初旬に「マルシェに出店しないか」と、お誘いがありました。
開催は、12月11日で、準備期間が2ヶ月あり、ちょうど、まるんとに来ている子どもたちにも、
「自分たちがやりたいことをするためには、保護者に参加費を出してもらうだけではなく、自分たちで生産して販売し、売り上げたお金を子どもたちの活動資金にして、それで何か活動出来るような、そんな体験が出来ればいいね。」と話していたところで、実体験と共に社会を学んで欲しいという想いもありました。
絶妙なタイミングでやってきたマルシェの話を、子どもたちにシェアをし、みんなの同意のもと、参加することを決めました
初めての製作・準備
当スクールからの提案で、ハーブの匂い袋を製作しました。
もちろん、指導をしてくれる人をお呼びして、子どもたちみんなで作りました。
初日はハーブを入れる袋を作りましたが、布を切るのは子どもたちの仕事、ミシン掛けは大人が行いました。
生産する側に立つのは、初めてなので何をどうしたらいいかわからず、全て指導をしてくれる方の指示のもと製作していく形になりました。
細かい糸を切って、布を裏返して、細かい作業がいっぱいありました。
子どもたちも、初めて作業をした日は、集中をたくさんしたので、終わったときは、本当に疲れ切った顔をしていました。
出来上がりまで、長い道のり
日を改めて、次はハーブを袋に詰めていきました。
ラベンダー、ローズマリー、レモンユーカリ、ローズと部屋の中が、自然の香りいっぱいになりながら、詰めていきました。
みんなでやれば、仕事が早く終わる。
途中のおやつ休憩を目指して、一生懸命作業を続けていきました。
個別包装で見た目をの良さを演出
紐できれいに結んだ匂い袋を、透明のOPP袋に入れていく作業は、さらなる手間と時間が掛かりました。
途中で面倒くさくなりそうな作業も、最後まで丁寧に梱包していく姿は、手に取るお客さんの姿を思い描いて作業をしていました。
ここまで出来上がって終わりと思いたいところでしたが、ここから次、POP作成や値段、またお店の看板作りと、さらなる仕事がたくさんあるとは、子どもたちも思いつかないことばかり。
お店をやる人の気持ちがたくさん学べたように思いました。