大阪・豊中市|不登校・学校に行けない子の学びと居場所

お母さんの心のケアの大切さ

子どもの不登校と向き合うために

子どもの2〜3歳の「イヤイヤ期」。自我の芽生えによって、何でも「イヤ」と言われる時期は、親にとって大変な時期のひとつです。けれども、それとはまた違った、子どもが「学校に行きたくない」と訴える時のつらさがあります。

未就学の頃、園に行きたがらないという経験をされた方も多いかもしれません。園の環境が合わないこともありますが、多くの場合は「母子分離不安」──親から離れることへの不安や心配といった心理的な要因が大きいとされています。

しかし、小学校に入ると、入学直後から登校しぶりが出るお子さんや、学校生活が進む中で徐々に学校へ行きたがらなくなるお子さんもいます。学年が上がるにつれて不登校になるケースが本当に増えてきています。

そのような中で、日々子どもを支える親御さん、特にお母さんの心の負担はとても大きなものではないかと思います。

たとえば──

  • 「自分の子育て、どこで間違ってしまったのだろう…」と自分を責める。
  • どんなに言い聞かせても伝わらず、親子で疲弊してしまう。
  • 家にこもってゲームばかりの子どもを見て、将来が不安でたまらない。
  • 子どもが自分から離れようとせず、心も体も休まる時間がない。
  • 相談したいのに「親としてのあり方」を責められるのではと怖くて言えない。
  • 夫に相談しても、理解されない・・・

など、このような思いを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

場合によっては、お母さんが一人で抱え込み、誠実に支えようとするあまり、心が疲れ果ててしまい、精神的に不調をきたす方も少なくありません。

私はいつも思います。
お母さんの心のケアの大切さを、と。

お母さんの心が整ってこそ、お子さんは安心できます。
子どもにとっての一番のカウンセラーは、他の誰でもなく「お母さん」だと、いつもご相談を受ける中で強く感じています。

不登校の原因も、そこからの解決の糸口も、すべてのお子さんによって異なります。

けれど
お腹にいたときから、生まれてからずっと一緒に過ごしてきたお母さんが、お子さんの一番の理解者であることに変わりはありません。
「どうすればよいか」という答えは、本当の意味でお母さんとご家族が持っているのだと思います。

ただ、気持ちが行き詰まっている状態では、その答えは見えません。

だからこそ、まずはご自身の気持ちを言葉にしてみてほしいのです。
誰かに話すことで、少しずつ心が整理され、落ち着き、今まで見えなかったものが見えてくることがあります。

私たちスクールでは、親御さんとともに協力しながらお子さんに向き合っていく体制を大切にしています。
それが、子どもにとって「最善の道」につながると信じているからです。

まずは、一度、私たちにご相談ください。
いつでも、お話をお伺いできる準備をしてお待ちしております。

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