目に見えない、こころのしんどさ
体の病気やケガには、目に見えるサインがあります。
熱が出る、咳が出る、血が出る、腫れる。
「しんどいんだな」と、誰の目にも分かります。
でも、こころのしんどさは違います。
目には見えません。
気分や生活態度、表情や言動。
そうしたものから、そっと推し量っていくしかありません。
学校に行きたがらないのも、その子なりの理由があり
こころのしんどさを「不登校」という形で表しているのだと思います。
子どもも、親も、必死に過ごしています
理由を知りたくて、お子さんの話を聞く。
お子さんは、一応、話してはくれるけれど
話をしたからといって、すぐに何かが解決するかというと
そうならないことの方が、きっと多いのではないでしょうか。
子どもたちは、日々葛藤しながらあがいています。
しんどさから無意識に逃れようとして
ゲームをする、動画を見る、マンガを読む、眠る。
それは「怠け」ではなく
こころを守るための防衛反応なのかもしれません。
ただ、そんな日々が続くと
一日がぼんやりと過ぎていき
「この状態から、どう抜け出したらいいんだろう」
そう感じる親の心も、少しずつすり減っていきます。
子どもと二人きりの空間。
あるいは、働きに出ていても、職場で
お子さんのことがずっと気になって仕方がない日々。
家にずっと一緒にいても、離れていても
行き詰まりを感じ、親自身のこころが
本当にしんどくなっていくこともあると思います。
ひとりで抱えなくて、大丈夫です
子どものしんどさを受け止めながら
毎日向き合い続けるお母さんのこころ。
折れてしまいそうになるのは、無理もありません。
どうか、忘れないでください。
お母さんがしんどくなるのは、弱いからではありません。
一生懸命だからです。
「何とかしたい」
「この子を守りたい」
子どもを想う気持ち、愛があるからこそ、苦しくなるのです。
お子さんを受け止めているお母さんのこころ。
そのこころも、お子さんと同じように
誰かに受け止められ
少し力を抜いて休んでいい時間が必要です。
ひとりで抱え込まず
一度、お子さんのことを
私たちと一緒に考えてみませんか。
答えを急がなくても大丈夫。
今のしんどさを、そのまま持って来てください。
少し立ち止まったとき
見えてくる景色があります。
お母さんの気持ちが少し緩んだ先に
子どものことを考える余白が生まれることもあります。
「どうしたらいいか分からない」
その状態のままでも、かまいません。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
あなたとお子さんのそばで
一緒に考える準備をして、心よりお待ちしております。