意見が対立した時は・・・
2024.9.12
意見が対立したときに、どうするか?
そんなことを考えさせられた、今日のまるんと会議です
どんなイベントでもそうですが、大きなお楽しみのひとつに
『みんなで一緒に食事すること』があります
みんなで食卓を囲んで、同じものを食べるということをすると不思議と仲良くなったりします
同じ釜の飯を食う?の効果かもしれません
食材はお金もかかるので、予算も考えないといけない部分です
また、好き嫌いやアレルギーのことなども考えないといけません
そんなことから、ごはんの内容を決めることは、
子ども達にとってはなかなかハードルの高い部分ではあります
メインディッシュが決まって、
サイドメニューのスープを決めるところで意見の対立がおこりました
ひとつの意見は、主にいつも合理的な判断をしてくれて頼りになるAちゃんから
『スープをインスタントにしたい』
もう一つの意見は、主にみんなのことをきめ細やかに考えてくれるHちゃんから
『スープは手作りにしたい』
インスタント派は、時間の効率(せっかくのお泊りなので、他のことに時間を使いたい)
・インスタントは美味しいなどの理由
手作り派は、残ったら朝食に利用できる・小学生組さんにも調理経験をさせてあげられるなどの理由
さてさて、どう解決しましょうか・・・・
大人側からすると、インスタントは味気ない、
せっかくの調理経験なので、小学生さんにも経験させてあげたい
スープならそんなに手間はかからない、などの考えが浮かびます
決断は、イベントリーダーと副リーダーの3人にゆだねられました
出した結論は『インスタント』
理由は
・これまで、インスタントにしたことがなかったので、今回することで経験になる
・時間が効率的につかえて、洗い物などの負担がぐんと少なくなる
これは一見、インスタント派にゆずったように見えるかもしれませんが、
より考えられた深い理由があるので、最初のインスタント案とは一味ちがいます
新しい第三案が生まれたといってもいいです
意見が対立したことで、子ども達がもう一段ふかいところまで考えた結果です
リーダーの子たちは結論と理由をみんなに伝えて、賛成してもらえました
今まで手作りだったものをインスタントにしようと主張してくれたAちゃんの勇気
インスタントの良いところを受け入れてよく考えてくれたHちゃんの心の広さ
対立しても、感情的にならずに、
より良い第三案を考えていこうという姿勢の大切さを教えてくれました
その後は、最近入会したIちゃんがしおり作りの先輩Aちゃんに教わりながら、
お泊り会のしおり作りをしてくれました