大阪・豊中市|小・中・高校生
10代・20代のこころの学びと居場所

理念 – 子どもは天からの預かりもの

当スクール「まるんと」には、次のような理念があります。

「子どもは天からの預かりもの。
社会に貢献できる人への自立と成長を支えることが、まるんとの使命です。」

この理念は、特別な理論から生まれたものではありません。
私自身の子育ての体験から、少しずつ育まれてきた想いです。

私は三人の娘の母です。

長女が生まれたとき、ある知り合いのお坊さんから、こんな言葉をかけていただきました。

「あなたのお子さんは、あなたのお子さんでもあるけれど、みんなのお子さんでもあるんですよ。」

当時の私は、その意味がよく分かりませんでした。

十月十日(とつきとおか)、お腹の中で大切に育て、難産の末に緊急帝王切開で出産したわが子。
命がけで産んだこの子が、「みんなのお子さん」だなんて…

正直に言えば、すぐには受け入れられませんでした。
どこかぼんやりとした、実感のない言葉に思えたのです。

けれど、その言葉は、なぜか心の奥に残り続けていました。


子どもは、たくさんの人の中で育つ

子どもたちが成長するにつれ、その意味を少しずつ実感する出来事が増えていきました。

幼稚園や小学校の先生との出会い。
先生方からは、学ぶ姿勢だけでなく、人との関わり方や自分との向き合い方を教えていただきました。

夫の家族との同居生活。
祖父母という存在は、親とはまた違う関わりをしてくれました。
親がしつけで厳しくなる場面でも、祖父母は安心して甘えられる“逃げ道”になってくれました。

地域の子ども会。
習い事の先生。
長く続けたダンスの先生や塾の先生は、技術だけでなく、心の在り方まで育ててくださいました。

振り返ると、子育ては決して「親ひとり」でしてきたものではありませんでした。

むしろ、子どもが大きくなればなるほど
自然と多くの人が関わり、支え、育ててくれていたのです。


いつか社会へ送り出す存在

人は、出会いによって変わります。

子どもたちもまた
さまざまな人との関わりの中で、自分らしさを見つけ、広げていきます。

やがて友だちを励まし、支え
誰かにとって必要な存在になっていきます。

小さい頃は、親の関わりが何より大切です。
親が導かなければ、できないこともたくさんあります。

けれど思春期を迎える頃から
子どもは親だけの存在ではなくなっていきます。

周りの人に影響を受け
また自分も誰かに影響を与えながら
少しずつ社会へとつながっていきます。

そしていつか、親元を離れ
自分の足で歩き出していきます。


「預かる」という視点

そう考えたとき、私の中に生まれたのがこの想いです。

子どもを授かった親は
この世界で役割を担っていく存在へと育つまで、
大切にお預かりし
いつか社会へお返しする役目をいただいているのではないか。

「所有する」のではなく
「預かる」という視点。

そう思えたとき
子どもを信じる気持ちが、少し深く、少しやわらかくなりました。


まるんとの使命

この想いが、まるんとの理念へとつながっています。

子どもは、天からの預かりもの。

私たちは
その子が自分らしく育ち
やがて社会に貢献できる人へと成長していくまでの時間を
ともに支える存在でありたいと願っています。

子育てに悩み、迷い
「これでいいのだろうか」と不安になるお母さんへ。

あなたは、ひとりではありません。

子どもは、みんなで育てる存在。
そして私たちも、その“みんな”の一員でありたいと思っています。

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