マルシェに出店②
マルシェに出店するまで、子どもたちみんなで役割分担をして誰が店番をするか、商品説明をするかなど、綿密な打ち合わせを行い、
また、シュミレーションして商品をテーブルに並べ、お客さんへの接客をやってみる、商品を説明して売ってみるなど行いました。
実際に店に立たないとわからない現実
マルシェの当日、ワクワクする気持ちが大きく、緊張もあったのかも知れません。
ただ、マルシェが始まると、みんな自分たちが作った商品を手に取ってもらおうと、積極的にお客さんに近づいて話し掛ける姿は、本当に驚きでした。
一生懸命、商品説明をする子どもの想いに共鳴し、少しずつ物が売れていくのは、子どもたちも気持ちが良いもののように見えました。
自分たちが作ったものが、人の手に渡る、その喜びを感じる瞬間をたくさん味わうことが出来たのだと思います。
かつて、人が苦手、会話なんてもっての他という女の子が、一生懸命接客をしている姿は感動でした。
人は、何か目的があるとそれに向かって頑張るし、細かいことも気にならなくなるんだなぁとつくづく感じました。
完売までには至らなかったけれど
みんながそれぞれに楽しんでマルシェを終えることが出来たのだと思います。
今後の課題もたくさんありますが、課題はやってみたからこそ出て来たものであって、何もやらなければ、課題も何も無いんだと感じます。
一回の取り組みだけではなく、今後も何らかの形で継続していくことで、本当の意味での社会を肌で感じ、学んで欲しいと考えております。